






サンタ・リタ・エステーツ(以後、サンタ・リタ)は、チリ建国の歴史そのものです。
サンタ・リタの前身のワイナリーが、スペインとの独立戦争時にチリの戦士120をかくまい、癒しました。その120人の戦士が活躍したことで結果的にスペインからの独立戦争を勝ち取ったと言われています。
サンタ・リタは、チリ建国に貢献したワイナリーとして、またその卓越した味わいが評価され、チリ国内で最も親しまれているワイナリーの一つです。
1880年創業。現在チリ・アルゼンチンに世界で6番目の広さのぶどう畑を保有しています。(約3,900ha)
2014年から畑が持続可能に良い状態を保つ為に、Wise Projectを開始しました。2014年から今日にいたるまで約50億円の投資し、約3,900haある自社畑の内、(チリ国内は約3,000ha)1,300haの植え替えを行い、土壌に最も適したぶどうを植えて品質向上を目指しています。
2023年チリ国内No.1ブランドであるサンタ・リタ120を有するワイナリーです。チリで消費されるワインの実に7杯に1杯がサンタ・リタ120になります。
シャルドネの聖地であるリマリ、卓越したカベルネ・ソーヴィニョンを生む、アルト・マイポ、チリを代表するぶどう品種であるカルメネールの銘醸地であるアパルタ。この3つの地域は、チリのぶどう産地の中で最も重要な産地と考えられており、チリワインを代表するブランドが数多く生まれている為、アンデス・グランクリュと呼ばれています。このアンデス・グランクリュの3つの地域にすべてに自社畑を有している唯一のワイナリーがサンタ・リタです。
サンタ・リタは、米著名雑誌Forbes「The World’s 50 Best Wineries 2025」で世界第1位に輝き、卓越した品質とクラフトマンシップが国際的に認められました。
この受賞により、チリワインの存在感はさらに高まり、世界のワインラヴァーから熱い視線が注がれています。
サンタ・リタは、南米を代表する“世界最高のワイナリー”として新たな歴史を刻みました。

アンデスの大地という名のテラ・アンディーナは、チリ全土に広がる自社畑を中心に、大地の風土を可能な限りワインの風味に溶け込ませることにこだわったデイリーワインです。
チリワインを飲み続けた人だからこそ、その奥行きをひと口目から感じられる、チリワインユーザーのネクストステージのワイン。お客様のワインを飲むひと時を今まで以上に豊かなものにしたいというワイン醸造家の思いがこもった作品です。

「サンタ・リタ120」は、チリがスペインから独立する際に貢献した兵士120人を称えるサンタ・リタの歴史そのものを体現するワインです。120人がサンタ・リタの元となったワイナリーの地下で保護され静養し、スペインからの独立の起点となりました。
この120人の存在があったからこそ、今のチリがあり、ワイン産業が発展し、このブランドも誕生したと言えます。その事実に感謝し、サンタ・リタ120を通じてチリという風土を実感してもらう、そして“今まさにチリで育つぶどうの品種別特徴を最大限に味わえるワイン”を実現しました。
サンタ・リタ120の味わいを実現する為に、ワイナリーの保有する約3000haある伝統的なぶどう畑を15年以上の歳月をかけて再点検を行い、伝統的な良い畑を残しつつ、その約50%を新しいぶどうの木に植え替えました。今までその土壌が適していたからと踏襲するのではなく、常に今“最善”が何なのかを見極めてぶどうを栽培しています。
サンタ・リタ120は、“今”のチリの風土に常に寄り添いながら育ったぶどうの持つ力を最大限に引き出されたワインを通じて、果実味の持つ旨味” を実感できます。 伝統国だけでなくチリワインを日常的に飲み続けてきて、自分のお気に入りの味が分かっているワインラバーに向けて、“ぶどう品種ごとに異なる果実味の魅力”をお届けします。 チリ独立以来、培われた伝統と最新の醸造技術の融合を図りながら、チリで育つぶどうの力を最大限に引き出すワインです。
※出典:ニールセン2023年

1987年、マイポ・ヴァレーが世界的に認知される前に、1987年VTGのメダヤ レアル・カベルネ ソーヴィニョンがチリワインの歴史を変えました。
35種類以上のワインを破り、Medalla Real はパリワインオリンピックで金メダルを獲得し、初めてチリワインが優勝しました。この評価により、チリとマイポ・ヴァレーは世界で最も優れたカベルネ ソーヴィニョンを生産する地域の一つと位置づけられました。
最初のブドウ(パイス種)は16世紀にスペインの植民者によって持ち込まれ、
16世紀半ばには初めてブドウが収穫されました。

1557年~1810年までスペインの植民地時代が続き、1810年9月18日にスペインから独立を果たしました。

1851年にフランス系品種(カベルネ、メルロー、ソーヴィニョン・ブラン)が導入されました。

1880年にサンタ・リタが設立

1994年、サンタ・リタの自社敷地内にあるヴィーニャ・カルメン/ナティバ・エステートにてカルメネールが再発見され、現在では国の象徴となっています。
現在、チリには、85のアぺレーションの中に約800のワイナリーがあり黒ブドウと白ブドウの割合は60%と40%です。

日照量が多く乾燥した晴天の気候です。
フレッシュでミネラル感のある白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ)や
エレガントな赤(シラー)を生んでいます。冷たい海の影響で塩味やひきしまったニュアンスが加わります。
地中海性気候(夏は暑く乾燥、冬は温暖で雨が降る)のもと、チリのワイン造りの中心地です。多様なテロワールにより、骨格のある赤(カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール)や表現力豊かな白が生まれます。品種の個性やバランスを表現するのに最適な地域です。
より涼しく降水量が多く、歴史あるドライファームのブドウ畑が広がります。パイス、サンソー、モスカテルなど伝統品種に加え、ピノ・ノワールや心地よい酸を持つ白ワインが評価を高めている革新と再発見の地域です。